施設版の使い方
入居者の話を職員(またはご家族)が聞いて、年表と本にし、退去のときにご家族へ渡すまで。施設版でできることを、実際の画面で順に説明します。施設長・管理者の方は「一」「七」「八」を、現場の職員の方は「二」から「六」を、ご家族の方は「六」をご覧ください。

施設のダッシュボード。入居者ごとに「話す」「年表・本」、右端の「…」から直す・招待・引き渡し。施設名と入居者はすべて架空です。
「無料で30日ためす」を押し、Googleアカウントでログインして、施設名・種別・ご担当者のお名前を入れます。お約束の4点(同意を得る、AIが聞かないこと、記録は施設名義、AIの学習に使わない)にチェックを入れると、その場で始まります。
はじめに職員同士で1話試してみるのがおすすめです。「入居者を登録」で職員の名前を入れ、質問を読み上げて答える流れを一度体験すると、入居者の前で迷いません(試した分は、あとで削除できます)。

ダッシュボードの「+ 入居者を登録」から。入れるのは、呼び名(本人が呼ばれて嬉しい名前)、生まれた年(分からなければ「わからない」)、任意で性別・育ったところ・居室です。生まれた年を入れると、話す画面に「その方が生きた時代」の出来事が並び、聞き手がそこから聞きはじめます。
同意の記録は、登録のときに「ご本人が同意」か「ご家族が代理で」を選ぶだけです。記録した職員の名前と日付は自動で残ります。備考に「長女 ○○様 同席、紙の同意書あり」のように書いておくと、あとで引き継ぐときに助かります。
登録のあと「登録して、話しはじめる」を押すと、そのまま話す画面が開きます。

一覧の「話す」を押すと、会話の画面が開きます。AIの質問を職員が読み上げ、ご本人の答えを、丸いマイクのボタンで入れます(読み上げが難しいときは、画面を見せても、職員が打ち込んでもかまいません)。
生まれた年を入れてあると、話す前の画面に「生きた時代」の出来事(東京オリンピック、大阪万博など)が年齢つきで並びます。「この話から」を押すと、その年のことから聞きはじめるので、回想法の「時代の手がかり」を職員が用意しなくても出せます。写真を1〜3枚撮って見せると、その写真について聞く「写真から話す」もあります。


まとめた話は、題名・時期・分類がついて年表に並びます。「子どものころ」「若いころ」「働きはじめてから」と時期ごとに分かれ、生まれた年が分かっていれば「昭和22〜34年」のように年も添えられます。カードを押せば、言い間違いを直したり、写真を添えたりできます。
本は、年表のカードから作ります。並べ方3種(時系列・テーマ別・物語として)、語り口4種(小説調・回顧録調・手紙調・シンプル)、装丁4種を選ぶと、1〜3分で一冊に。何度でも作り直せます。誕生日には「手紙調」で作って読み上げる、面会の前に「時系列」で作ってご家族に渡す、といった使い分けができます。


「職員を管理」で招待リンクを作り、職員に送ります(7日間有効・何人でも)。職員がリンクを開いてGoogleでログインすると、この施設の職員になります。職員ごとのアカウントなので、「誰がいつ聞き役をしたか」が記録に残ります。
施設の共有タブレットで使う場合も、職員それぞれのGoogleアカウントでログインしてください(記録の「聞き役」が正しく残ります)。

入居者ごとに、一覧の「招待する」からご家族へのリンクを作れます。ご家族がリンクを開いてGoogleでログインすると、その方の年表と本が読め、面会のときに「話す」で聞き役になれます。


一覧の「…」から、入居者ごとに選びます。どれを選んだかの記録(誰が・いつ・誰へ)は施設側に残ります。入居時の同意書に、どれにするかをあらかじめ書いておくことをおすすめします。
引き渡し・削除で入居者数が減ると、翌期の請求も自動で減ります。

基本料は月額9,800円(税込)で入居者10名まで。11人目からは1名あたり月額500円です。職員の人数に制限はなく、AIの利用料も含みます。年に1回のお支払いなら2か月分お得です。
| 入居者 | 月ごと | 年に1回 |
|---|---|---|
| 10名まで | 9,800円 | 98,000円 |
| 20名 | 14,800円 | 148,000円 |
| 30名 | 19,800円 | 198,000円 |
詳しくは 特定商取引法に基づく表記 と 利用規約(第10条の2 施設版) をご覧ください。

同じ道具を、場面に合わせて使い分けます。どの場面でも、話した内容は同じ年表に貯まり、一冊の本になります。


| 場面 | やり方 | 残るもの |
|---|---|---|
| 個別の聞き取り | 職員が週1回、1人10〜20分。入所時のアセスメントの延長として | 年表、本。担当が変わっても引き継げる記録 |
| 誕生日・敬老会 | 貯まった話から「手紙調」の一冊を作り、誕生日に読み上げる。ご家族が冊子にして贈ることも | 本(画面・PDF・冊子)。写真も添えられる |
| 看取り期・退去時 | ご家族へ引き渡すか、一式を書き出して渡す | ご家族の手元に、本人の言葉で残る |
施設版