読みもの
親の話を残す、自分史をつくる。
親や祖父母の話を、いつか聞こうと思っているうちに時間がたってしまう。そんな方のための読みものです。聞くきっかけの作り方から、録音の注意、自分史の作り方、アルバムの整理まで。質問そのものは親に聞く質問にまとめています。
自分史の書き方。書かずに「話して」作る手順自分史を書こうとして手が止まる人に向けて、書かずに話して作る段取りをまとめました。年表で骨組みをつくる、思い出を話して聞き手が書き留める、一話ずつ貯める、章立ては最後に決める。書くのが苦手な親の話を形にしたい家族にも使える手順です。自分史とエンディングノートの違い。両方あるとよい理由エンディングノートと自分史は、似ているようで目的も読み手も書く中身も違います。もしものときに家族が困らないためのメモと、生きてきた話の記録。それぞれの役割と、遺言書との違い、両方を無理なく並べて進める方法を、親の話を残したい家族向けにまとめました。回想法とは。家族の会話でできること、できないこと回想法とは、昔の写真や音楽、なじみの道具を手がかりに思い出を語り合う関わり方です。成り立ちと基本の考え方を平易に説明し、家族が親の話を聞くときに取り入れられる部分と、専門職が治療やケアとして行う部分との線引きを整理しました。親の話を録音するときに気をつけたい5つのこと親の昔話を録音して残したい家族に向けて、始める前に気をつけたいことをまとめました。了承のもらい方、話したくないことは話さなくてよいと伝えること、場所と時間の選び方、スマホの置き方、録音の保管と家族への共有のしかたまで、順に説明します。自叙伝・自分史づくりの頼み方と費用の考え方自叙伝や自分史を形にする方法を、自分で書く、聞き書きを人に頼む、自費出版で本にする、話して残すサービスを使う、の順に比べました。それぞれの手間と向いている人、取材・編集・印刷・部数など費用がかかるところを整理し、頼む前に決めておくことも紹介します。親に昔の話を聞くきっかけの作り方親に昔の話を聞きたいけれど、照れくさくて切り出せない人へ。帰省や誕生日、母の日・父の日・敬老の日、法事、写真の整理、孫の宿題といった機会を使った始め方と、そのまま使える最初のひとことの例、話が始まってからの続け方をまとめました。親が昔の話をしたがらないとき親に昔の話を聞こうとして「話すことなんてない」「昔のことは忘れた」と返されたときの受け止め方です。照れや遠慮、つらい記憶など理由ごとの向き合い方と、無理に聞かない進め方、食卓や暮らしなど話しやすい話題からの入り方をまとめました。孫が祖父母の話を聞く。夏休みの宿題から家族の記録へ孫が祖父母に昔の話を聞くときの準備、質問の選び方、聞いたあとのまとめ方を紹介します。小学生から高校生まで年齢に合わせた聞き方と、親が手伝うところ、学校の調べ学習にも使える記録の形を、夏休みの宿題から家族の記録へつなげる流れでまとめました。親の誕生日に「話を聞く時間」を贈る親の誕生日の贈り物に迷う人へ。「何もいらない」と言われたときに、物ではなく話を聞く時間を贈るという考え方と、事前の伝え方、当日の段取り、聞いた話を冊子の形にして返す方法、毎年の誕生日に続けて親の自分史にしていく進め方をまとめました。古いアルバムの整理と、写真にまつわる話の残し方実家の古いアルバムを整理するときに、写真だけでなく誰が・いつ・どこで・なぜ撮ったかを親に聞いて残す方法を紹介します。整理の進め方と分け方、スマホでの写真の撮り方、写真の裏に書くこと、一枚の写真から話を広げる聞き方までをまとめました。